
2010年9月9日
かつらボクサーと小口雅之が世間から呼ばれるようになったのか…きっかけは2005年の12月13日のことである。
小口はジムの先輩選手の引退興行試合のセミファイナルの試合に出場することになっていたのだが、実はこの試合は小口自身引退の覚悟を持って臨んでいたのだ。自身最後の試合となるこの試合で小口はある決意を持って試合に臨んでいた。それは…かつらの着用であった。
最後の試合の思い出にかつらを着用し少しでもいい思い出にしようと思ったのもつかの間…リング上の激しい戦いでなんと着用していたかつらが外れてしまうという前代未聞のハプニングとなってしまう。
その後トレーナーがかつらを完全にはずし、もう失うものなどない小口は怒涛のラッシュをかけて、なんとKO勝利を収めてしまう。
かつらの下は丸刈りで観衆からは拍手喝さいを浴びたが、本人は次からはもうかつらはつけないとのコメント…。非常に恥ずかしい経験だったようだ。
しかし後に、この試合の模様がなんとテレビ放送で全国に流れてしまうというまたもハプニング。一気にお茶の間に「づらボクサー」としてその名を全国に知らしめてしまった。
ボクシングのルール上では、試合にはリングシューズとトランクスと下半身を守るためのノーファウルカップ以外は身につけることはできないことになっているのだが、小口のこのケースについてボクシング協会は、悪意のある行為ではないとしてお咎めはなしとなった。
しかしこの強烈なインパクトは小口雅之の人生を変える強烈な出来事となってしまった。

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